- 所要時間
- 90〜180分(分割可)
- 結果
- 書面だけでなく口頭でも説明
- 違うもの
- 将来の予言
検査で分かること
良い心理検査は、会話だけでは判断しにくいものに標準化された尺度を与えます。認知能力、情報処理の仕方、注意、記憶、不安や気分の程度などです。価値があるのは数値そのものではなく、それによって可能になる比較です。同年代と比べてどうか、どの部分が他と大きく異なるのか。
学校で困っているお子さまの場合、ここが最も役立つことが多いです。問題は「怠け」ではなく、たとえばこれまで見えていなかった特定の困難だと分かること。その所見が、先生や保護者の関わり方を変えます。
検査では分からないこと
検査が捉えるのは「その日のその人」です。緊張、睡眠不足、体調不良、あるいは形式に慣れていないことも結果に影響します。文化や言語によるバイアスも現実にあり、多くの検査はインドネシアとは異なる文脈で作られています。
ですから検査結果を単独で読むことはありません。面接、生育歴、観察と組み合わせて解釈し、結論の唯一の根拠にすることは決してありません。
検査にできないこともあります。その子に向く職業を予測すること、1回の測定から生涯の可能性を決めつけること。そうした触れ込みで売られている検査があるなら、その約束はどんな検査でも示せる範囲を超えています。
よくあるご質問
子どもは検査に向けて「勉強」できますか。
できませんし、しないほうがよいです。これは学校の試験ではなく、合格点もありません。いちばん助けになるのは単純なことです。前夜によく眠り、朝食をとり、「大事な試験だ」と言われずに来ること。不安は結果を下げ、実像をぼやけさせます。
結果は学校に渡されますか。
ご希望がある場合だけです。結果はご自身、あるいはお子さまのものです。学校と共有したい場合は、先生が実際に使える内容にしぼり、知る必要のない詳細を含まない要約をご用意できます。
この検査で診断がつきますか。
検査は材料のひとつであり、診断そのものではありません。医師による診断が必要な状態もあります。私たちがお渡しするのは全体像と、それが日常生活で何を意味するかの説明、そして必要な場合は次の一歩のための適切な紹介です。
参考文献
このページの数値や推奨は以下の情報源に基づいています。リンク先は外部サイトです。
- APA — Guidelines for Psychological Assessment and Evaluation
- Overview of Psychological Testing — National Academies / NCBI Bookshelf
このページは情報提供を目的としたもので、医師の診察に代わるものではありません。お子さまの体調がすぐれないとき、何か気になることがあるときは、まず受診してください。