- 所要時間
- 60〜90分
- 参加者
- 相談して決め、変更可
- セラピストの役割
- 裁定者ではありません
部屋の中で行われること
初回はたいてい、それぞれの言い分を、ひとりずつ、さえぎらずに聴くところから始まります。単純に聞こえますが、多くのご家族にとって、全員が最後まで話し終えるのは久しぶりのことです。
そのあと、関心は口論の「中身」から「パターン」へ移ります。いつも誰から始まるのか、誰が黙り込んでしまうのか、会話が必ず悪い方向へ曲がる地点はどこか。話題は変わっても、パターンはたいてい同じで、変えられるのはそのパターンです。
セラピストは裁定者ではなく、どちらが正しいかを判定することはありません。ご自分の立場を認めてくれる第三者をお探しなら、このセッションは期待に沿えません。
研究が示していること
メタアナリシスや対照試験は、カップル療法とシステム論的アプローチが、関係性の問題にも成人のメンタルヘルスにも有効であることを支持しています。いくつかの状態では、エビデンスに基づく個人療法と同等であり、関係の不和などでは個人療法を上回ります。
興味深いことに、カップル療法のさまざまなモデルはおおむね似た結果を示します。方法の「名前」より重要なのは、二人が本当にその場に居て、セッションの合間に何かに取り組む気があるかどうかです。
よくあるご質問
パートナーが来たがりません。意味はないですか。
無意味ではありません。おひとりで来られることにも意味があります。関係のパターンは二人でつくられるもので、片方が変わると全体が変わります。おひとりで始め、あとからパートナーが加わる方は多くいます。説得されたからではなく、何かが変わるのを見たからです。
子どもも参加すべきですか。
何に取り組むかによりますし、一緒に決めます。家族の日々のあり方が話題であれば、お子さまの同席がとても役立つことが多いです。一方で、親どうしの対立をお子さまが目にする必要はありませんし、そのような立場に置くことはしません。
セラピストから別れるよう勧められますか。
私たちが申し上げることではありません。関係についての決定はお二人のものです。私たちの仕事は対話を可能にすることであり、どのような結論であってもよりはっきりした理解のうえで選ばれるようにすることです。別れるという結論であっても、より傷の少ない形で選べるように。
参考文献
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このページは情報提供を目的としたもので、医師の診察に代わるものではありません。お子さまの体調がすぐれないとき、何か気になることがあるときは、まず受診してください。